外来診療

総合内科
脳神経内科
皮膚科

総合内科

高血圧や糖尿病、脂質異常症などの
生活習慣病の管理から、
発熱、咳、腹痛、下痢などの
一般的な症状に対して幅広く診療します。
院長は呼吸器内科が専門であるため、
気管支喘息や花粉症に代表される
アレルギー性疾患の
診断や治療にも対応しています。
花粉症には、
有効性の高い舌下免疫療法も
取り入れておりますので、
ご希望の方はご相談ください。

また、プライマリーケア医として、
膝の痛みや腰痛などの
軽症の整形外科疾患も
可能な限り診察いたします。

特に当院では、
高齢者で増加している骨折を防ぐために、
骨粗鬆症に対して積極的な
診断や治療を行っております。
患者さんと対話をし、
治療の選択肢をご提示しながら、
治療方針を
一緒に決めていきたいと思います。
発熱・腹痛など
風邪やインフルエンザ、急性腸炎などの一般的な疾患に対して、問診や診察を丁寧に行い、適切な治療方針をご提示します。
風邪は抗生剤が有効ではないことから、患者さんの辛い症状に応じて、解熱剤や咳止めなどを処方いたします。
患者さんの症状やご希望により、漢方薬を処方することもあります。
その他にも、胸の痛み、お腹の痛み、吐き気、下痢など、お困りの辛い症状がありましたらお気軽にご受診ください。辛い症状を我慢せずに来院して頂ければと思います。
生活習慣病

生活習慣病には高血圧や糖尿病、脂質異常症などがあります。
自覚症状は少ないため放置されやすい一面がありますが、生活習慣病の管理が不良な状態が継続すると、心臓病や脳卒中、認知症などの重大な疾患に繋がります。
不適切な食事や運動不足は生活習慣病に悪影響を与えますが、食生活の見直しや定期的な運動は困難な方も多いと思います。
患者さんによって生活スタイルは千差万別と思いますので、個人個人に合わせた細やかな治療やアドバイスを心がけています。

骨粗鬆症

骨折は自立した生活を脅かす原因となるため、その予防は大切です。
骨粗鬆症を早期に診断し、治療に繋げることは、骨折を予防する重要な一歩となります。
​骨粗鬆症の治療には、内服薬や注射薬など複数の選択肢がありますが、患者さんの状態や併存薬、生活状況などを踏まえ、個々に最適な治療を考えます。
また、首、腰や膝の痛みなど軽症の整形外科疾患も診療いたします。
お困りの症状がある方は、お気軽にご相談ください。

花粉症

花粉症の治療は、鼻汁や眼のかゆみなどを緩和する対症療法が中心で、抗アレルギー剤の内服薬や点鼻薬、点眼薬などが用いられています。
しかし、近年は花粉症の根本的な治療を目標とした「舌下免疫療法」が広まっています。
当院では院長の外来において、スギ花粉とハウスダストに有効性のある舌下免疫療法を行っています。
時間のかかる治療ではありますが、じっくりと腰を据え、一緒に治療を行わせていただければと思います。

脳神経内科

脳神経内科が診療する病気は、
「脳」の病気だけではなく、
「脊髄」「末梢神経」「筋肉」と
さまざまな神経系の領域に渡ります。
特に脳神経内科の病気は幅広く、
その中には 治療方法が確立されていない
「神経難病」という病気も含まれます。

しかし、
神経難病の患者さんの数は多くありません。

それに対し、
脳神経内科医が多く診療する病気が、
「認知症」と「脳卒中」。
「認知症」の適切な診断や治療、
「脳卒中」に関しては再発予防や
後遺症に関するご相談なども
脳神経内科医の大事な役目です。
また、「頭痛」「しびれ」「めまい」なども
脳神経内科医の出番となります。

当院には、
急性期総合病院の認知症疾患医療センターや
脳卒中センターで長年勤務をしてきた
脳神経内科医が常勤しているため、
外来および訪問診療の双方で
脳神経疾患を有する患者さんの診療に
当たることが可能です。
特に認知症の患者さんのご家族は
さまざまな疑問や心配があると思います。
認知症カフェや認知症家族会、
認知症に関するセミナーなどの運営に
長年携わってきた当院の担当医が、
介護者の悩みや思いをしっかりと伺って、
より良い答えが出せるように努力していきます。
患者さんご本人のみならず、
ご家族や介護に携わる職種の皆さんと
一緒に考えていく時間を
大切にしたいと思います。

なお、
脳神経疾患の診断には
頭部MRIや
SPECT、脳波、
神経伝導速度、
神経心理検査などの専門的な
検査が必要な場合があります。

これらの検査は連携している
総合病院にお願いし、
結果を当院でご説明するようにいたします。

認知症

未曽有の高齢社会を迎え、65歳以上の5人に1人が認知症になるという時代を迎えています。
2016年度の国民生活基礎調査によると、認知症は要介護5の原因として2番目、要介護1-4の原因としては最多となっていることから、認知症が介護の観点からも重要な疾患であることを示しています。
認知症の適切な診断や治療を行うのみではなく、介護者の悩みや思いも伺いながら、ケアの面からも多職種の皆さんと連携をとり、しっかりとアプローチできるように心がけております。

認知症の方を支えるために〜認知症の理解を目指して〜

パーキンソン病

脳内のドパミンという物質が不足することで、さまざまな症状を呈する病気です。
体が硬くなったり、手や足が震えたり、バランスが悪くなるなどの運動症状に加え、便秘や立ち眩みなどの症状も出やすくなります。
パーキンソン病の診断には特殊な画像検査が有用ですが、これらは連携している総合病院に依頼が可能です。
パーキンソン病にはさまざまな薬物が使用可能であり、患者さん個々の生活状況やご希望に応じて治療内容を調整します。

脳卒中

脳卒中は脳の血管のトラブルで発症する疾患であり、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3種類に分類されます。
手足の麻痺やしびれ、言語障害などの後遺症が残ることも多く、大切なことは「脳卒中を再発させないこと」です。
脳梗塞の二大原因は、高血圧や糖尿病、脂質異常症などによって引き起こされる動脈硬化と心房細動という不整脈であり、脳出血の主な原因は高血圧です。
このため、これらの危険因子をしっかりと管理するように努めます。

頭痛

頭痛は多くの方がよく経験する症状の一つですが、激しい頭痛や長引く頭痛があると心配になると思います。
頭痛の原因として、脳の中に出血があったり腫瘍があったりするのではないかと危惧される方も多くいらっしゃいますが、大半の頭痛は機能性頭痛と呼ばれるもので、機能性頭痛の代表は「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」になります。
詳しく問診や診察をさせていただくことで、頭痛の原因を明らかにし、最適な検査や治療をご提案いたします。

皮膚科

皮膚疾患を治療する上で
最も大切なのは、適切な診断です。
例えば水虫でかゆみがある方が、
水虫だと診断できずに
誤った薬を使用すると、
逆に水虫菌が
元気になってしまうことがあります。

また、
乾燥により皮膚の状態が
悪くなることもありますし、
汗が原因で
皮膚が悪くなることもあります。

つまり、
皮膚疾患の診断や治療には
幅広い知識が必要です。

当院には大学病院やクリニックで
さまざまな疾患を経験し、
治療に携わってきた
専門の医師が在籍しております。

当院では
「無理のない美容医療」を
コンセプトに、
美容皮膚科のご相談も
受け付けています。

外科的な処置を必要とせずに、
負担なくできる
美容医療もございますので、
美容皮膚科をご希望の方は
お気軽にご相談ください。

一般皮膚科

日焼け、にきび、虫刺され、いぼ、鶏眼、水虫、ヘルペス、帯状疱疹、アトピー性皮膚炎など皮膚の病気には数多くの種類があります。細かくお話をうかがい、丁寧に診察し、適切な診断を行うことで、最も効果的な治療をご提示いたします。
皮膚疾患の原因には何らかの内科疾患が隠れていることもありますが、その際には内科医師と共同して診療に当たります。
当院には男性医師も女性医師も在籍しております。
受診希望の医師の診療日をご確認の上でご来院ください。

スキンケア

健康できれいな肌を保つには、適切な「洗浄」「保湿」「UVケア」が大切です。
スキンケアは、お化粧などで自分の美しさを最大限に高めるための土台作りですので、正しいスキンケアを行っていただくことが大切です。
さまざまな情報があふれる現在、どの情報が正しいかを判断することが難しくなっています。
自分の肌の状態や生活習慣に適しているスキンケアを継続して実践するためには、専門の医師に相談するのが確実です。

フットケア

当院では外来や訪問診療の現場にて、爪に関する相談をいただくことが多く、そのような際には看護師が患者さんの爪のケアをしています。
爪が厚く硬くなる「厚硬爪甲症」(こうこうそうこうしょう)や巻き爪になると、ご高齢の方たちは自分で爪を切ることが難しくなります。
そのような際には、看護師が専用の爪切りを使って、丁寧に爪のケアをいたします。
爪の切り方に関する指導やアドバイスも皆さんに行っておりますので、お気軽にご相談ください。

育毛・わきが

毛がうすくなったと感じたとき、抜け毛が増えたときに、まずは一人で悩まずに受診してみてください。
男性型脱毛、女性型脱毛、円形脱毛など脱毛にもタイプがあり、自分がどのタイプかを把握して治療をはじめることは何より大切です。
わきが(腋臭)は、腋の下にあるアポクリン腺という汗腺から分泌した汗が、皮膚に常在している菌によって分解されたときに出る臭いです。
わきがには、発汗をおさえて、原因菌をしっかり殺菌するダブル効果の制汗剤がおすすめです。
毎月の外用がご面倒という方には、ボトックス注射による治療も行っておりますので、遠慮なくご相談ください(保険適応があります)。

【美容皮膚科、美容外科との連携】
当院では外科的な処置が必要な場合に、下記のような専門の医療機関をご紹介しています。
山本クリニック(東京都新宿区)
堺クリニック(東京都港区)
新宿ラクル美容外科クリニック(東京都新宿区)